断酒28日目 「死」について
今日は仕事関係の知り合いの人の葬儀に参列してきました。
52歳 心不全で突然の事でした。
若すぎる死です。
奥さんと三人のお子さんたち。
気持ちを察するには余りあります。
ご冥福をお祈り致します。
「死」というと、私たちアルコール依存症者は健康的な人たちより身近に感じますよね。
私だけだろうか。
アルコール依存症者の平均寿命は52〜3才と言われています。
石原裕次郎さん、
美空ひばりさん、
中島らもさん、
最近お亡くなりになった勝谷さんなど。
思い浮かべると、皆さん50代で亡くなっています。
あ、川島なお美さんもお若くして亡くなっていますね。
昔テレビ「お笑いマンガ道場」を毎週楽しみにしていたのに・・・
あの頃が一番輝いていたような気がします。残念です。
AAに通っていた時は、仲間(AAではメンバーを仲間と言います)から、他の仲間のスリップして亡くなった話をちょくちょく聞きました。
場所柄なのか、通っていたAAの仲間たちは、生活保護を受けて一人暮らしの人が大半でした。
スリップして連続飲酒になり、食事も摂らずに酒だけを身体に流し込む。
何日か経つと、やがて衰弱して動けなくなり、心停止。
発見されたのは死後1週間だったとか・・・
いくつか聞きました。
そういう話を聞くと
「酒飲んで死ぬのは本望だ!」
とか叫んで酒を飲み続けるのはどうかと思います。
本心では死にたくない。
でも酒を飲みたい。
何故そんなにしてまで「飲みたい」のか。
素面の頭で考えてみると、
明らかに異常です。病気です。
では何故そんな思考に陥るのか。
考えないといけません。