楽に断酒しましょう!💖

断酒していく自分の姿や、その時々の思いを記録していきます。皆さんのご意見いただけたら嬉しいです。

断酒44日目 入院中のこと③

入院すると普通の病気の場合、身の回りのことは病院の人がやってくれる。
アル中病棟では、掃除や洗濯など、身の回りのことは全て自分でやる。

当番も決められて、洗面所やトイレの掃除、ラジオ体操の指導(前に立つだけ)、ロビーの掃除など、やらされる。

-- お金払ってるのに・・・

休憩時間に外出する時は、ナースステーションの前に置いてあるノートに、名前と出た時間・帰って来た時間を記入する。
外出したまま居なくなってしまう人がいるらしい。

精神病院は大抵駅から遠く離れた辺ぴな場所にあるから、外出しても何も無い。
ここもそうだった。

コンビニまで歩いて15分。
往復すると30分かかる。30分しか休憩時間がない時には行けない。
仕方がないので、病院の購買で買い物を済ます。
この購買店がまた小さい。コンビニの1/50くらいの広さで、扱う品物も極端に少なく、おまけに高い。

1時間の休憩時間を狙って、コンビニか、もう少し足を伸ばして業務スーパーで買い物をしていた。

業務スーパーという所を入院して初めて知った。
実に安い。
退院後も近所で探してよく行っている。

入院中のお金は基本的に自己管理になっており、管理出来ない重症な人はナースステーションに預けていた。

外出すると、時々酒の虫が騒ぐ人がいて、良からぬ物(酒)をこっそり買ってくる人がいるらしい。
だから、帰ってきたら、必ず手荷物検査をされる。
買ってきた食べ物の成分表示までチェックされる。
ある時、おにぎりを没収された人がいた。
理由は成分表示に「酒精」と書いてあったからだ。
「酒精」って何かの調味料じゃないの?
「酒」の文字には「病気かよ!」と言うほどナースは過敏になっている。

外出といえば、コンビニで酒買って飲む人もいるらしい。
外泊からのんて帰ってくる場合が多い。
そういう場合、通称「ガッチャン部屋」と呼ばれる3階にある個室に24時間監禁される。
入院中、ガッチャン部屋へ送られた人が何人かいた。

入院中の話は吾妻ひでお「アル中病棟」に詳しく書かれている。
知りたいお方はご一読下さい。面白いですよ。
下記参照
↓↓↓

朝の9時から夕方の4時まで、アルコール酒害の講義やミーティングがあり、まるで学校か更生施設みたいな暮らしだった。

息抜きは休憩時間の買い物とタバコ。
そういえば喫煙者が多かった。
みんな依存体質なのだ。
ナースも喫煙者が多かった。
精神科病棟はストレスが多いのだろう。

食事はまるで給食。
栄養を計算しているのだろう。運ばれてくるトレーには名前の札とカロリーが書かれていた。

「魚が不味くて食えない!!」と言ってナースと散々揉めて、無理やり退院していった人がいた。

-- 大人なのに・・・・・・

こんな雰囲気で入院生活を送った。



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