断酒20日目 に起こったこと
今朝起きたら二日酔いに似た感じがします。
両腕の内側と身体の全面、胸からお腹の辺りの筋肉の軽い痛み。
軽い頭痛と微熱。
昨日の昼から始まった変なハイテンション。
頭はハッキリしていないのだけど、妙に頭がクルクル回っている感じ。
これってひょっとしたら「風邪?!」
飲んだくれの自分には風邪も二日酔いも区別出来なくなっているのか〜。
そういえば呑んでいた時は、風邪というハッキリとした症状を感じた事がないんですよね。
いつも二日酔いで。二日酔いの症状は風邪に似てるじゃないですか。
だから、毎朝風邪だか二日酔いだか分からない状態で仕事に行ってました。
やはり風邪ですかね。
さて、断酒2.3日目の事を忘れないうちに記録しておきます。
断酒初日と同じように強い飲酒欲求がありました。離脱症状も酷くなって、眠れないのと、大量の汗にまいりました。
飲みたくても酒とお財布を取り上げられてどうしようもなくて。イライラしていました。
仕方ないので、コーヒーをがぶ飲みしてタバコをスパスパ吸って耐えてました。
もちろん酒に関するYouTubeを見ながら。
そこで小太郎さんのYouTubeを見つけました。
35、6才の若い兄さんが「断酒なんて簡単」と言っているのです。「本当かよ。ならこんなに何で苦しまなきゃいけないんだ」と思いました。
楽に断酒出来るなら、AAも断酒会要らないし、入院や通院なんて要らないじゃんって。
しかし、彼の言っている事は真実でした。
お酒に対する「固定観念」に私たち酒飲みは囚われていたのです。
それはどういう事かというと「酒は良いものである」「酒は美味いもの」「酒を飲むと楽しくなる」というのは「固定観念」です。刷り込みと言っても良いでしょう。
生まれた時からTVのCMや雑誌の広告などで、「酒は大人だけが飲める美味しいもの。良いもの」と刷り込まれていただけなのです。
本当は酒は「毒」であり、身体に害をもたらすだけのものであったのです。
小太郎さんのYouTubeを見て、この言葉が身体の奥底で理解出来ました。
「何故こんなに飲みたいのだろう」と考えた時、「酒=良いもの」と言う図式が頭の中で作られていたためだったのだと気が付きました。
もちろん肉体的なものからくる離脱症状のせいでもありますが。根本的には間違ったイメージが原因でした。
これが分かった途端、酒への渇望は嘘のように消えていきました。
①酒が何でこんなに飲みたいのか
↓
②間違ったイメージがあるから
↓
③酒=害だと腑に落ちる
↓
④酒への渇望が消える
↓
⑤酒なし生活が始まる(苦しくない)
となりました。
断酒してると「よく頑張っているな」とか「精神力が強い」とかいわれますが、違うんです。
「我慢の断酒」=「酒はすばらしい」という図式が出来上がってしまっていたからなのです。
「酒」=「害」「いい事ひとつも無い」という所に気付けば断酒が「楽」になります。少なくとも私はなりました。
興味のある方は「アルコール依存症 小太郎 動画」でググるとサイトに行けますので。